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グローバル市場①円キャリー取引㊤

過去2年度の国際金融市場における資金循環を見るに際しての
最大のキーワードは「円キャリートレード」だと思います。

円は最強通貨であるかそれとも最弱通貨あるかのどちらかの場合がとても多いといえます。
さて、これだけ一方的に円相場が両極端に振れがちであることを、
どのように解釈すればいいのでしょうか。

おそらくここでは「円キャリー取引」をキーワードとしておけばつじつまが合うように思うのです。

つまり、昨今のグローバル市場におけるお金の流れは
「円」→「円を除く多くの外貨」(円キャリー取引)か、
もしくは「円以外の外貨」→「円」(円キャリー取引の巻き戻し)というように
どちらか一方向の流れをとることが多いのです。

このようなマネーの流れが主流を占めている限り、
複数の外貨で分散投資をすることによるリスクの分散効果は低下していると考えるべきでしょう。

いわゆるグローバルバランス型ファンドが売れ筋ファンドになっています。しかし少なくとも短期的に見る限り、
「複数の通貨への分散投資によるリスク軽減効果」は相当希薄になっていると考えた方がいいと思います。



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※このブログの記事の多くは日経新聞の情報が元になっています。
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