「機軸性か高金利か」
投資対象となる国や通貨を選ぶにはいくつかの方法があります。
まず最初に検討すべきは先進国の通貨建て資産でしょう。
とりわけ米国は世界の政治、経済の中心で金融市場にも厚みがあり、政策金利も5%程度と日本よりもはるかに高くなっています。
しかもドルは国際貿易や金融取引の決済に広く利用され、各国が対外債務の支払いや為替介入のための準備通貨として保有しています。
これを機軸性のある通貨と呼びます。
相場には変動がつき物ですが、市場の混乱や突然の取引規制などで無用な不利益を被る恐れが少ないという点では安心です。
他にもユーロ、ポンド、オーストラリアドル、カナダドル、ニュージーランドドルなどが米ドルに続きます。
スイスフランも先進国通貨の仲間ですが、金利水準が低いため人気はあまり高くありません。
またこのように知名度の高い通貨はその情報が集めやすいのもメリットのひとつです。
一方先進国以外の通貨は経済成長の潜在力が魅力です。
かつてはBRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)、現在はVista(ベトナム・インドネシア・南アフリカ・トルコ・アルゼンチン)などの東欧諸国への関心が高まっています。
しかしこうした新興国(エマージング国)の中には政治や経済基盤が不安定なところもあり、
投資する際には分散運用を徹底するなどリスク管理が重要になります。
また現在はそれほどでもないですが、エマージング国は日本語の情報も限られています。
どちらかといえばある程度外貨建て運用になれた人向きの商品といえます。
もっとも、投資信託などでは専門家に全幅に信頼を置き、長期運用と割り切ってどっしり構えたほうがうまくいくこともあります。
まずは上手い人のマネをしてコツをつかむのが上達の近道です。
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※このブログの記事の多くは日経新聞の情報が元になっています。
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