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続・分散投資考③景気動向で売買 難しく

分散投資で日本株に投資する場合、
日経平均株価やTOPIXが変動する影響を避けられません。
これを「市場リスク」と呼びます。
このリスクを低減させるには異なる市場・資産への分散投資が大切です。
現在、個人投資家の間で関心が高まりつつある国際分散投資はその有力な方法でしょう。

ところで、株価水準の変動を予測する努力は多くの人によって行われていますが、
あまり的中しないのも事実です。

株価の景気動向の先行指標といわれますが、
確かに実質GDP成長率に明らかに相関性が見られるなど、
株価水準の推移を見ていれば、翌年の経済成長率はある程度予測ができます。

逆に経済の様子から株価を判定する場合は、
1年先の経済予測ができて初めて今の株価水準の妥当性が判定できるわけです。
つまり現在の景気動向を基に株価の先行きを判断するのは難しく、
景気の悪い時に株式を買い、景気の良い時に売るのは困難でしょう。

もちろん景気の循環性は広く認められていますので、
ある程度の誤差があってもいいのであれば、景気動向を基に売買に取り組んでもいいと思います。

しかし、より良い選択は、
他の国の異なる景気循環をベースとした株式市場に分散投資することです。
この方が日本株だけに投資し、その投資タイミングに賭けるよりやさしいはずです。

世界各国は経済の連動性が高まり、株式市場も世界的に統合されてきたといわれています。
とはいえ、やはり国により株価変動はかなり異なります。

日本だけでなく、米国、EU(欧州連合)などへの分散投資は、
異なる景気サイクルに基づく変動が予想される株式市場への投資となり、
全体として投資リスクの軽減につながります。

こうしたことから、債券・不動産投信といった資産の分散化とともに、
国際分散で投資リスクを低減させてはいいのではないでしょうか。



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※このブログの記事の多くは日経新聞の情報が元になっています。
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