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信用取引・実戦編③日々変化する取引最大額

~委託保証金額不足に注意~

信用取引をする際には、事前に担保として委託保証金を差し入れる必要があります。

例えば、委託保証金率が30%の場合に、
1000円の株を3000株買いたい時は、
1000×3000=300万円。
この30%に当たる90万円を委託保証金として差し入れればよいことになります。

これはもちろん最低額で、それ以上の金額を差し入れてもかまいません。

例えば200万円を委託保証金に差し入れたとすると、
取引できる最大額は200万円÷30%でおよそ666万円。

そこで1000円の株を3000株信用買いしたとすると、
取引額自体は300万円なので、666-300=366万円が、
「これから新規で取引できる額」として残ります。
そしてこの「これから新規で取引できる額」は変化します。

建玉に含み益が出ていると、その損が「これから新規で取引できる額」に影響してきます。
さきほど1000円で買った株が950円まで値下がりしたとすると、
この時点での含み損は15万円です。
するとこの分が最初に差し入れた委託保証金200万円から引かれ、
残りは185万円。この額で取引できる最大額は185÷30%で616万円になってしまいます。

すでに300万円分の取引をしている(建玉を持っている)ので残りは316万円。
これがこの時点での「これから新規で取引できる額」となります。

このような仕組みになっているため、取引額に対しギリギリの委託保証金しか差し入れていないと、
建玉に含み損が出たとたんに「これから新規で取引できる額」がゼロになったり、
含み損が拡大すると、すでに持っている建玉に対する必要委託保証金が不足してしまう事もあります。
信用取引で最も気をつけなければならない点です。



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※このブログの記事の多くは日経新聞の情報が元になっています。
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